高すぎ。旧作が買い。ガーミン Forerunner 570 970 6月5日発売!

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GARMINは、2025年5月16日にGarmin forerunner 570 970を発表しました。今回はスペックを簡易的にまとめていきます。思ったより新機能が目白押しな印象です。私の結論としては「旧作が買い。スルーでOK。」です。どうしてそう思ったのか詳しくみていきます。

目次

【製品イメージ】ガーミン Forerunner 570 970

本日(2025年5月16日)公開されたForerunner 570 970の製品イメージは以下の通り。左が570で、右が970。詳しいカラーについて公式サイトをチェック。いつも通りのデザイン。便利なボタンは一切変えずに中身の機能だけを進化させてくる。さすが、GARMIN。

【スペック】ガーミン Forerunner 570 970

まずこんなことを言いたくないんだけど、GARMIN値段上がりすぎ。さすがに高すぎ。

スペック項目Forerunner 570 (47mm)Forerunner 570 (42mm)Forerunner 970
価格89,800円89,800円12,1800円
ディスプレイ1.4インチ AMOLED (454 x 454 ピクセル)1.2インチ AMOLED (390 x 390 ピクセル)1.4インチ AMOLED (454 x 454 ピクセル)
レンズ素材Corning Gorilla Glass 3Corning Gorilla Glass 3サファイアクリスタル
ベゼル素材アルミニウムアルミニウムチタン
ケースサイズ47 x 47 x 12.9 mm42.4 x 42.4 x 12.9 mm47 x 47 x 12.9 mm
重量50 g42 g56 g
内蔵メモリ8 GB8 GB32 GB
スピーカー/マイク⚪︎⚪︎⚪︎
LEDフラッシュライト××⚪︎
ECG機能××⚪︎
皮膚温センサー⚪︎⚪︎⚪︎
内蔵マップ××⚪︎
バッテリースマートウォッチモード: 約11 日間
GPSモード:約18時間
SatIQ(自動選択)モード: 約16 時間
マルチGNSSマルチバンドモード: 約14 時間
GPS+音楽再生モード: 約9時間
SatIQ(自動選択)+音楽再生モード: 約8時間
マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード: 約8時間
スマートウォッチモード: 約10日間
GPSモード:約18時間
SatIQ(自動選択)モード: 約14時間
マルチGNSSマルチバンドモード: 約13時間
GPS+音楽再生モード: 約9時間
SatIQ(自動選択)+音楽再生モード: 約8時間
マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード: 約8時間
スマートウォッチモード: 約15 日間
GPSモード:約26時間
SatIQ(自動選択)モード: 約23時間
マルチGNSSマルチバンドモード: 約21時間
GPS+音楽再生モード: 約14時間
SatIQ(自動選択)+音楽再生モード: 約13時間
マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード: 約12時間
マルチGNSSマルチバンド⚪︎⚪︎⚪︎
Suica⚪︎⚪︎⚪︎
ランニングダイナミクス⚪︎(別売りの胸ベルトが必要)
ゴルフ機能⚪︎⚪︎⚪︎
パワーメーターサポート××⚪︎

【新機能追加】ガーミン Forerunner 570 970

GARMIN Forerunner 570に搭載されている機能はもちろん970にもできるので、まず570に追加された新機能を見ていく。

スピーカー&マイク搭載

まず、目玉機能となるのがこの機能。スピーカーとマイクの内蔵により、音声コマンド、音声アシスタント機能が追加。走行中でも、声で直接操作が可能に。通話への応答・拒否や、電話をかけることも可能になったけど、スマートフォンとのペアリングが必要。どれくらいのマイク音質なのか気になる。

トライアスロンコーチが登場

ランニングとサイクリングに加えてトライアスロン専門のトレーニングコーチが新登場。目標タイムを入力すると、トレーニングプランを教えてくれるそう。トライアスロンに挑戦している人には嬉しい機能。

イブニングレポート

モーニングレポートに加え、イブニングレポートが追加。日中のデータをもとに、今晩の必要な睡眠時間や明日のトレーニングプランを提案。そして、天気やスケジュールも把握できるそう。夜寝る前が楽しみになる感じ。

ここまでがForerunner570 970に搭載される共通機能。次に、970の新機能について見ていく。

LEDフラッシュライトを搭載

光の強さや赤色光への変更、SOS信号パターン点滅を備えたライトの追加。特に、夜間のランニングに便利。

心拍センサーの進化。心電図に対応。

第4世代から第5世代光学式心拍センサーに進化。不整脈(心房細動)の兆候を検出する心電図(ECG)アプリに対応。

ダイナミックラウンドトリップ搭載

走行距離を入力すると、地図上でスタート地点まで戻るルートを提案。画面と音声でナビゲーション。コースを外れた場合でも、同じ距離になるように最適化して案内してくれる。自宅周りの地図は知っているであろうから、引越した後とは出張した時のランニングで迷子にならない機能だと思う。

次に、新たにランニングで得られる機能について。

ランニング耐久値

平坦な地面を1km走った際に身体にかかる機械的な負荷量(衝撃負荷)を基準として、どれだけの衝撃に身体が耐えられるかを示す指標らしい。オーバートレーニング防止のための機能。

ここからは、別売りの胸ベルト式心拍センサーであるHRM 600(25,800円)を装着することで得られる機能を紹介していく。

ランニングエコノミー

「エネルギーをいかに効率よくスピードに変換できているか」を数値化。無駄なエネルギー消費を減らし、効率よく走ることで、ランニングの効率向上、持久力アップ、速さと持久力の両立を実現するための大事な指標がついにスマートウォッチでも測れるように。

ステップスピードロス

足が地面に着地してから再び離れる際に生じるブレーキ(減速)を測定する機能。フォームがスピードに与える影響を把握することで効率的なランニングフォームの改善、エネルギー消費の最適化、ランニング速度の向上などを実現できる。

ガーミンは高価格路線に乗り切った

実は日本の円安が影響しているのではなくて、本国アメリカでも値上げしているのだ。旧作であるForerunner965の599.99ドルだったのだが、今回は749.99ドルに大幅値上げ。日本での販売価格でも4万円の値上げ。さすがに厳しいし、おすすめしづらい。

ガーミンは前作が買い。スルーでOK。

結局、新作のForerunnerシリーズを買うべきか、買わないべきかというのが消費者の悩み。私なら、Garmin165を買う。

新機能にどれだけの魅力を感じるか

私が魅力に感じた機能は音声アシスタントとLEDフラッシュライト機能(970のみ)の2つの機能。その他、トライアスロン選手にはトライアスロンコーチが魅力に感じるだろう。この機能に4万円の付加価値があるのかどうかが争点。ここに4万円の付加価値があるかと言われると微妙。

ランニングの新機能は970にのみ対応。そもそも別売りの胸ベルトが必要(23,800円)

ランニング耐久値に関しては別売りの胸ベルトが不要だが、970にのみ対応。新機能のランニングエコノミーやステップスピードロスは胸ベルトが必要。しかも、このベルトで得られる新機能は570には対応しないという鬼畜っぷり。970+胸ベルトの両方を購入すれば、14,5600円。高すぎ。

そもそもランニングウォッチに高機能はいらない

そもそもランニングウォッチに求める機能はGPSと心拍機能だったはず。これにあったら便利な機能としてSuicaや視認性抜群のAMOLEDディスプレイが搭載された。新たなランニング指標は上級者向けで、数値を確認できるようになるのは楽しいが、多分私は使いこなせないと思った。音声アシスタント機能に4万円の付加価値があるかというと微妙。

バッテリーが劣化している人は値下がりしている前作

新機能には興味がない。今、手持ちのGARMINのバッテリーが劣化しているから乗り換えたいという人には値下がりしているGARMIN Forerunner 165がおすすめ。ゴルフ機能や地図機能が欲しいなら965。165は4,000円の値引き。965は12,000円の値引きがされていて、お買い得。

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